前のページでは「レイキで内側から美しくなりましょう」と書きました。
その続きというか、さらに大事なレイキによるメンタルヘルス効果について書いておきます。
人間には喜怒哀楽がつきものです。感情が動くのが人間だからです。でも、ひっきりなしに感情が動いていては疲れ果ててしまいます。肌にいいわけありませんよね。
そんな状況から抜けるには、まず不安や怒りの原因を探すことをストップします。不安なこと、怒っていることは、事実としてあるのですから、原因を引っ張り出して、誰かを責めても苦しい感情は収まりません。
そこで不安や怒りのチェック方法を教えます。私が仙台へ整体技術を習いに行っていたころ、スピリチュアルな先生から教わったものです。
レイキの技術ではないのですが、とてもスピリチュアルな感覚によるチェック法なので、レイキと合わせて使うことができます。
どのようにするかというと、まず利き手の人差し指で、自分の左の鎖骨の下を軽く押してください。肺の上部ですので、強く押してはいけません。
ものすごく痛いと感じたら、「怒り」のサインです。イライラすることが何かあり、無意識に心に引っかかっている可能性があると判断します。
また右の鎖骨の下を同じように1本指で軽く押してください。ここがものすごく痛い人は、「寂しさ」があると判断します。
なんだか冗談のようですが、私はこのチェック法をかなり使っています。私からヒーリングや整体を受けた人なら1度くらい、鎖骨の下を押されているはずです。
この方法を教えてくれた仙台の先生も「なぜだかわからない」とおっしゃっていました。
根拠は全くわからないのですが、事実そうなのですから困ったものです。
考えてみれば、整体だけをやっていたころは解剖学、生理学で説明ができました。筋肉の作用、関節の構造、神経の種類、脳内物質などで痛みを説明し、東洋医学の知識も加えて施術の説明をしていました。
でもレイキヒーリングを中心に施術するようになってからは、生理・解剖の知識だけでは足りない不思議な変化が起きるのです。
もっと言えば、私という人間が治そう治そうとするほど、レイキヒーリングはまったく起きないのです。私の力ではない、私の意志ではない、何か大いなる宇宙エネルギーのようなものにすべてを任せると、レイキヒーリングはいとも簡単に起こります。
そのことが分かってからは、インフォームドコンセントという施術説明をやめてしまいました。説明できる言葉がこの世にないからです。
ちょっと脱線しましたので話を戻します。
左右の鎖骨の下を軽く押すことで、心の奥に「怒り」「寂しさ」が溜まっているかどうかが判断できます。
左胸の上、鎖骨下を押されてかなり痛い人は「怒り」が沈殿していますから、その「怒り」を手放せるように一緒に怒ったりします。多少痛いのは大丈夫です。飛び上がるほどの痛さです。
右胸の上、鎖骨下を押されて飛び上がるほど痛い人は「寂しさ」を秘めていますから、よく傾聴してからヒーリングをします。
メンタルヘルスは一朝一夕に変化しないと思われがちですが、レイキヒーリングのすごさは、まるでスィッチが入ったかのように、ある瞬間を境に勢いよく変化することがあります。
メンタル面が整い、ボディへのヒーリングが終わって、帰る頃には晴れ晴れとした表情になる、なんて方も少なくありません。
レイキはメンタルとボディの両方を美しくする、素晴らしいヒーリングです。内面からの美しさは、本当に美しいと私は思っています。
スピリチュアルレイキセンター
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